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自分にないものへの劣等感の裏返しとしての『少女』という概念を愛した経験はあるけれど
こんな目線で、『女の子たち』を、見たのは初めてでした。

恋人にしか見せないだろう愛おしさをこめた表情で投げキッスをしまくる不特定多数の女の子たち。
『女の子』が『女の子』であるだけで、それがどれだけ愛おしい存在なのかっていうことが
このMVを見ていると、強く伝わってきます。
その『女の子』という概念への(ひとりの男の子としての目線からの)憧れ、愛が
峯田くんの抱く純度の核なんだろうなあと感じました。

『自分が自分であること』の理由や必要なんて全部すっとばしたところで
女の子が、それぞれに生きる女の子はそれぞれ自分の日々を「そんな良いもんじゃない」と思っていても、こんな目線で愛されて憧れられていることを知って、それぞれの日々を生きていることを誇りに思ったらいいなあと、すごい曲にすごいビデオ作ったなあ峯田くん、と思いました。

投げキッスをしまくる女の子たちに重ねられた
「I want youだぜ I need youだぜ I love you baby」
の真理ともいうべき相応しさ。全部まとめて肯定してる。
こんな人数詰め込まれてるのに、女の子たちの投げキッスは誰ひとりとして同じ人はいないの。
全員違って全員可愛い。全員愛おしい。
あらゆる形の女の子が含められていて、それはここに映らない一人ずつまで全部含んだ概念で。
照れながらでも愛おしさを込めた投げキッスができる限り、どんな人でも女の子なんです。

「僕の部屋は僕を守るけど、僕をひとりぼっちにもする」
「柔らかい地獄って、天国にも似てるだろ」
峯田くんが今まで吐いてきた言葉が、この一曲に集大成として結晶していると思いました。
すごい曲作ったなあ。峯田くん。すごいビデオ作ったなあ。峯田くん。

ドニラヴァンの名前が唐突に歌の中に出てきたのは
ドニラヴァンはカラックスの映画の中で、女の子に対する憧れや愛を形にしたけれど
峯田くんはそれが羨ましかったし自分もやりたかったのかもしれないなと思いました。



追記
先日の大晦日の夜は、これ↓を延々聴いていました。

大晦日は、世界の終わりの予行演習なんだと思います。

年始のご挨拶がまだでした。
今年もぼちぼち頑張ります。小説も記事も日常も、怠けないように頑張ります。
私の書いた小さなものが、ささやかにでも、どこか誰かに届きますように。
頑張るので、見守ってください。宜しくお願いします。
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by pinngercyee | 2014-01-19 17:01 | 音楽