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毎年、12月になって街にクリスマスソングが流れて、クリスマスの文字を見る度に
「クリスマスの歌なんて24~25日の当日に聴かなきゃ意味なくない?」と
斜めになった気持ちを持て余す癖に、20日を過ぎてから
「クリスマスの歌聴かなきゃ、ていうか何を聴けばいいのか全然考えてなかった」と
焦る気持ちに追われてしまいます。

そもそもそんな、斜めになった気持ちを抱かず素直に12月の間はクリスマスの歌を
楽しんでいれば、こんな数日前に消化不良のような焦りを抱かずに済むのになとは
我ながら思うのですが。



クリスマスの歌を、もとい、クリスマスを大切にするための音楽を
今日は貼ってみようと思いついたので、やってみます。

(数日前に、ツイッターで「あなたにとってのクリスマスソングは何ですか?」という
 ふるたさんの問いかけがあったことも切っ掛けであったかもしれません。)



クリスマスを大切にするための音楽と言うと、一番に浮かぶのが
聖歌隊の少年たちの歌う聖歌だったりします。




本当は"Wonderful christmas time"を貼りたかったのですが、見つからなかったのが残念。
boys air choirはイギリスの教会聖歌隊の精鋭を集めたグループで
何年か前までクリスマス時期に来日してクリスマスコンサートをやっていて。
私もオペラシティやフェスティバルホールへ見に行ったことがあります。
そういえばもう来ないのかしら。素晴らしかったのに。

クリスマスの音楽のCDとしては、彼らの"Merry Christmas"が一番に思いつきました。
個人的には、これ一枚あればクリスマスは乗り切れます。

このCDをリピートしながら、シチューを作り、清らかな気持ちで部屋で甘いドイツワインを開け
チキンとケーキを買って来て、部屋で静かに過ごすのが、個人的には理想のクリスマスの夜の
過ごし方だと思います。なんて簡単。でも毎年そんなです。私にとってのクリスマス。



ところで「クリスマスを大切にするための音楽」と一般に言う「クリスマスソング」って
別物ですよね。前者の方が狭義というか。ポップソングは後者に含まれるように思います。

先述のふるたさんの問いかけに、私は「クリスマスソングを一曲選ぶなら何だろう?」と
丸一日くらいもやもやと考えたのですが、お洒落な歌や流行歌よりも、結局のところ
自分にとっての特別な歌を選ばざるを得ませんでした。

結局のところ、答えたのは、この歌です。
「きみは誰よりも大切な人だからどんなに歳月が流れても笑っていてほしい」
「祈ってる僕なんかどうなっても君がいつまでもいつまでも幸せでありますように」
ってところで、この歌を聴く度に毎回泣いてしまいます。

★☆追記201312
この曲のリンク、今直したのですけど、この動画やっばいですね。
神様が天使だった頃の映像みたいな。痛いこと言ってすいません。



クリスマスの映画といえば思い出す『若草の頃』からも一曲。

この映画も大好きです。



「すぐChristmas Timeが来るさ」という一節が、誰かの囁きのように不意に思い出される歌。


どんどん思い出してきました。


あがたさん!
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by pinngercyee | 2012-12-23 00:34 | 音楽
さて、日が暮れてきました。
最後の目的地は、1995年まで会員制喫茶室だった『にしむら珈琲北野坂店』です。
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すてきっ♡
言葉が出ません。
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何て豪奢。
何てブルジョワジー。
日が暮れて薄暗くなった店内に、沈殿するように静けさとその上に重なるクラシック。
特別に大切なお客様をもてなすための、迎賓のための空間だと感じました。
こんな場所で、お茶を頂くことが出来るって、なんて贅沢。
この場所が、一般に公開されたことって、実は凄いことなんではないかと思います。
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赤い蝋燭の炎が揺れる下で、高い脚の器に盛られたコーヒーゼリーを頂きました。
一口ごとに珈琲の香る滑らかなゼリーと、濃厚な密度の生クリーム。
添えられた果物は行儀よく切り揃えられていて、口に運ぶと瑞々しい力を感じさせました。

こんな美しいデザートを、こんな豪奢な場所で頂くことが出来るなんて。
その値段がこの800円のコーヒーゼリーだなんて、大変安いと思いました。
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ブルジョワ趣味が特にあるわけではないですが、この場所を訪れてみて
この場所に相応しい大人になってみたい気持ちになりました。
背筋の伸びた美しくて堂々とした大人に。
大人に憧れる気持ちは、大人に近づくにつれ薄れてきた感情だったですが
「格好いい大人に憧れる」という気持ちも、神戸の街の中で、育まれてきた文化の一つ
なのかもしれないな、と思いました。



この後、フロインドリーブに寄ってお土産の黒パンを買い、新幹線に乗って東京へ。
この三日間の神戸で過ごした時間は、大変楽しくて、本当に夢みたいな時間でした。

また遊びに来たいです。神戸。

神戸にしむら珈琲店
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by pinngercyee | 2012-12-17 01:27 | 神戸
文房具つながりでもう一軒。

「神戸ノート売ってるとこに行きたい」
と言うと、友人Fが連れてきてくれたのがこちらジュンク堂6階『ナガサワ文具センター』でした。

「神戸ノートって何?」
と友人の旦那様K氏が聞くので売場で「これだよ」と示すと
「え、これ神戸ノートっていうの?」と驚いた様子でした。
「神戸の子供しか使ってないよ。他の地域では売ってないんだよ」
「ええ、本当? 全国区なんだと思ってずっと使ってた」

K氏の驚いた様子を尻目に、私は西宮の小学校に通っていた当時使っていた
うっすらと見覚えのあるノート達の、久しぶりに見た面影に懐かしい気持ちを抱いていました。
私が通っていた小学校でも、学校指定のこのノートをみんな当然に使っていて
あまり勤勉でなかった私も、二百字帳で漢字の書き取りをした覚えがありました。
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「あとね、ここのお店で『神戸インク』っていうのを作っていて」
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「街の名前がひとつひとつの色につけられてるの、ほら」
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私が万年筆好きであることを知るFは「神戸に来たら教えてあげようと思ってたの」と笑いました。
「素敵」以外の言葉を取り上げられてしまったかのように、「素敵」と繰り返すほかありません。
ずらりと並んだ色に目移りしながら、それぞれに銘じられた街の名前と色の濃淡の似つかわしさ。
神戸の街を知る人がひとつひとつ名付けた色は、それぞれの街を象徴する色として
とても相応しいものであるように思われました。

神戸インク物語
ナガサワ文具センター

ここに紹介しきれないほど、普通の文具売り場には揃えられない良品が
ばっちりと備えられていたことも、併記させてください。
文具好きな人は、目をキラキラさせながら、きっと何時間も過ごすことが出来る場所だと思います。
(私は半額になっていたファーバーカステルの色鉛筆も買ってしまいました)
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by pinngercyee | 2012-12-17 00:28 | 神戸
「近くに面白い本屋があるんだよ」
サントスに行った時、友人夫妻に教えて貰ったのがここの書店でした。
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前を通りかかっただけでは、きっと立ち寄らなかったと思います。
一階をぐるりと歩いてみても、変哲のない街の普通の本屋さん、という印象でした。

二階に続く階段の傍ら、そして階段の踊り場、そして二階に上がった場所に気付くまでは。
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廃盤海図を用いた便箋やノート、船を模した文房具に、手旗信号のシール。
ロープの結び方を印刷したスカーフに、郵船のピンバッジ。
港町として、海と接する街として、誇りを持っていることが、伝わるように思います。
小学校で行った海の学校で習った手旗信号のサインを懐かしく眺めて
私は海図のレターセットと郵船のクリップ、ロープ柄のハンケチを購入しました。

こちらもサントス並びの商店街の中にあるお店です。
神戸に訪れて、気の利いた土産物を探している方に、耳打ちしてあげたい一軒です。

海文堂書店
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by pinngercyee | 2012-12-17 00:03 | 神戸
サントスです。商店街の中にありました。
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「神戸の古い喫茶店の名店」として、必ず名前の挙がるサントスですが、今回初めて訪れました。
二階建ての思ったよりも広い店内。
商店街の中にあるため、ここを目的に訪れるというよりも、買い物途中に立ち寄る場所として
時代を経てきたお店なのだということがうかがえます。
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甘いものが色々あって惹かれます。

迷った挙句、ホットケーキ頂きました。美味しかったです。
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いいなあ。
神戸で育った女の子とかは、きっとお母さんとデパートに行った帰りに
ここに寄って甘いものを食べたりしたんだろうな、と羨ましく思います。
それだけで、神戸が素敵な街だって思えるくらい。

そしてこの裏手には中華街があって、高校生の頃とかに買い食いしたり
お友達と街の中で買い物のついでに、食べ歩いたりするのがきっと普通なのだろうなとか!
なんて羨ましい。

そんなことを考えたのも、元町サントスが街の中に溶け込んでいるからなのかもしれないです。

元町サントス
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by pinngercyee | 2012-12-16 23:44 | 神戸
さて、今回の神戸行脚の個人的メインの『エデン』です。
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ここも、以前京都にいた頃、友人Fに連れてきてもらったことのあるお店。
当時、雑誌に載っていた店内の写真に一目惚れした時の気持ちと
このお店を実際に訪れてみた時に感じた『エデン』の店名相応しい空気に感動した時の気持ちを
未だに覚えています。

場所は新開地。元町よりも西側の、繁華街よりも逸れた場所にあるこの駅は
エデンを訪れた時に一度下りたことのあるだけでした。
近くを今回車で通ってみて、この地域が昔からの飲み屋街であることを初めて知りました。

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久しぶりに訪れたエデンは、面影を変えることなく、私たちを穏やかに迎えてくれました。
歴史が匂う、とでもいうような場所。
昭和23年に創業して以来、神戸の端のこの場所で、人々に愛され来客を迎えたこの場所に
蓄積されてきた憩う人たちの記憶が蓄積されているように感じます。
戦後間もない時期に、これだけモダンでお洒落な店内に設えた初代の店主はお洒落な人だったのでしょう。

喋り好きらしいマスターは、私たちに写真を見せながら色々な話をしてくださいました。
創業当時のお店の前で、ポーズを付ける初代店主のお父様の写真。
神戸で喫茶店を開くことに誇りを持つということ。
学校の先生が退任してから、このお店を訪れてくれるようになったこと。

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店内の色の剥げた木の床は、歩を進めるとキイと軋む音を立てます。
60年の還暦を迎えたというこの場所は、これからどれ程の時間をこの場所で積み重ねていくのでしょう。
十年後も、二十年後も、もっと先の時間までも、この場所に変わらぬ憩いの小部屋が
『エデン』の看板を掲げて存在していくことを願わずにはいられません。

素敵な場所です。
初めて訪れた時も、十年近くぶりに訪れた今回も、期待は裏切られませんでした。
時間を感じることのできる喫茶店です。


喫茶エデン
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by pinngercyee | 2012-12-16 23:11 | 神戸
アリアンスグラフィックを出た後、私は友人の家に泊めてもらい
次の日に控えたハロウィンの仮装の準備に夜更かしをしました。

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猫だった私と友人Fの次の日。仮装そのものの写真は、控えさせていただきます♡



三日目。

「すごく幸せな朝ごはんが食べられるお店が近くにあってね」
と友人が連れて行ってくれた太陽のカフェで、フレンチトーストとたっぷりのサラダの朝食を頂き
今回の神戸行脚最終日3日目になりました。
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太陽のカフェ
良いお店でした。駅からは離れてるけれど、西宮を車で訪れることが出来る人はぜひ。
写真、珈琲一口飲んじゃってから気付いて撮りました。お目汚しすいません。



この日は、友人Fの旦那様K氏もお休みを合わせてくれ、
「行きたいところあったら、車出すから!」と言ってくれたので
全力で有難く我儘を言わせてもらってしまいました。



行ってみたかったのは『御影高杉』。
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洋菓子舗激戦区である神戸の中で指折りの名店として
また友人の結婚式の引き出物で頂いたチョコレートの焼き菓子が、とても美味しかったお店として
ずっと気になっていたお店です。

訪れた御影本店は、阪急御影駅ほど近い場所に存在していました。
一階はケーキ・焼き菓子の販売場所を備えた右手に陽光の入るテラス席が備えられています。

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苺が行儀よく並び、端正に切り分けられたショートケーキが美しい!
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陽光の入るテラスも美しい。
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その傍らの、焼き菓子の売り場。
ここにあるショコラを二種、私はここでお土産に誂えました。

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左手奥には、木造りの上品な喫茶室も備えられています。
こちらで生ケーキも頂きたかった!

テンションが上がりつつ、予定がぎゅうぎゅうで時間がなく
この日はお土産を買うだけになってしまいましたが
次回はゆっくり時間を取って、この日頂けなかった美しいショートケーキをゆっくり頂きたいと
あらたに目的が出来ました。訪れてみて良かったです。
お土産に購ったショコラ二種は、控えめな甘さと深みのあるショコラの苦みを味わうことのできる
絶品だったことも、併せてお伝えしておきます。

御影高杉
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by pinngercyee | 2012-12-16 22:26 | 神戸
友人Fと落合い、晩御飯を食べようということになり、「行ってみたいとこある?」と訊かれて
私は、以前、探したけれど見つけることのできなかったお店について思い出しました。
「アリアンスグラフィック、って知ってる? 『海岸ビルヂング』に入っているみたいなんだけど」
友人は少し考える様子を見せて
「海岸ビルヂング、は分かるよ。行ってみようか」
と応えてくれました。

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『海岸ビルヂング』は名前の通り、中華街を越えた港寄りの道に沿った場所にありました。
俄かに強くなった海沿いの風の中、微かに潮風の匂いがするような気がします。
『海岸ビルヂング』は旧居留地と呼ばれる古い石造りの建造物がショップなどに用いられる地域に存在し、それ自体も、思わず見上げさせる存在感を以て、重厚な佇まいを静かに示している建物でした。

建物の中には複数のお店が居を構えているらしく、いくつかの看板が出されているのが見えましたが
探していた『アリアンスグラフィック』と言う名前のお店の看板は見つけることが出来ませんでした。
「あれ、ここに入ってるはずなんだけど」
「向こう側に回ってみる?」
友人に従い、一本北側の道に回り込んでみると、北東側角に、目当ての看板を見付けることが出来ました。

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アリアンスグラフィック。
写真で見た印象よりも、店内は小さく、しかし石造りの天井は高く、時間を経た場所独特の静けさを
備えた場所であるように感じました。

ここで私と友人は、簡単に夕食を頂きました。
(私はついさっきもフロインドリーブで食事を摂ったので、控えめにではありましたが)
料理やメニューに関しては、写真を撮れなかったのでうろ覚えになってしまいます。
パスタと、オムレツと。あと何か食べた気もしますが、この場所で
私と友人は、二か月ぶりの再開を祝い、楽しく穏やかな時間を過ごすことが出来ました。

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食事もお酒も、お茶も甘いものも。
神戸の街の港よりの場所に、こんなに良い場所があることを羨ましく思います。

アリアンスグラフィック
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by pinngercyee | 2012-12-16 21:36 | 神戸
フロインドリーブを出て、大通り沿いに三宮に向かう途中、前回友人Fに教えてもらった
『イスズベーカリー』の前を通りかかりました。
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「神戸だと、美味しくて有名なパン屋なの」
そう教えてもらったお店の脇には、ちょうど満開を迎えて甘い匂いを漂わせる金木犀が
静かに控えていました。



三宮の駅に着き、友人Fと待ち合わせた時間まで、どこか一人で喫茶店に寄ろうと思い
手帳に控えてきたお店の名前を確かめてみると、それらは総て隣駅・元町のほうへ在るということに
私は、三宮の駅前で気付いてしまいました。
(確かに三宮と元町と混同していたけど、ひとつくらいこっちにあるんだと思ってた)

寸時途方にくれながらも、待ち合わせまでの貴重な時間を、適当につぶす気にもなれず
私は旅行の荷物を抱えたままで、元町まで足を伸ばすことにしました。
目的地は駅に近い『エビアン』です。



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昭和27年創業のエビアンは、元町駅からほど近い場所にあります。
学校の教室程度の広さの店内は緑色の椅子が印象的な、休憩所とでも呼ぶべき空間でした。
港町らしさ、というものが何かということを私は上手く説明できませんが、この場所には
良い意味でのハイカラな港町らしさ、というものが備えられているように感じます。

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カウンターの中では、いくつものサイフォンがアルコールランプで炙られていて
こぽこぽと軽やかに気泡を躍らせています。

カウンター越しに、私の抱えた大荷物を見たマスターらしき男性が
「ご旅行ですか?」と声をかけてくれました。
「はい。友人と待ち合わせていて」
そう答えると男性は
「そうですか。良いご旅行を」
と言って微笑んで下さいました。

仕事に追われる日常の延長線上で新幹線に乗り、どさくさなまま訪れてしまった神戸の街で
予期しない祝福を不意に与えて貰えたことが
この神戸訪問を、真剣に楽しむ覚悟を与えてくれたような気がしました。

「どこにいる?」
仕事を終えた友人からメールが届き、私は彼女に「元町まで来ちゃった」と返信すると
「いいよ、どこのお店? そっち行く」と私の喫茶店好きを知る友人は嫌な顔もせず応えてくれ
私は彼女が到着するまでの十分程度の時間を、カウンターのサイフォンを眺めて過ごすことが出来ました。

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元町エビアン
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by pinngercyee | 2012-12-16 21:05 | 神戸
10月の神戸に行ったことを、まだここに書けていなくて、ずっと気になってたので
気合いを入れて書こうと思います。
12月の、こんなクリスマスに迫った日に、二か月前に過ぎたハロウィンのことを書くのも
不思議な気持ちがしますが。



神戸は、私が小学校の頃に西宮に住んでいたことがあることや
大学時代に京都に住んで、時々遊びに来ていたこともあり、それほど知らない街でもなく
だからと言ってすごく詳しい訳でもなく、といった例えるなら
顔見知りだけど、腹を割って話したことのない気になる人、という印象がありました。

8月の名古屋へ一緒に旅をした友人Fに「ハロウィンパーティに行こうよ!」と押し切られ
急遽決まった今回の神戸行脚ですが、とても楽しむことが出来たと思います。
出不精な私を誘ってくれ、お家に泊めて、3日間案内をしてくれたFちゃん夫妻に本当に感謝です。



夕方4時、新神戸駅で新幹線を下りて、私は三宮行の地下鉄に乗ることなく、新神戸の駅を出ました。
目的は、新神戸から三宮に向かう途中にある『カフェ・フロインドリーブ』によること。
以前一度、Fちゃんに連れてきてもらったのは、私がまだ京都に住んでいる頃だったから
あれからもう10年近い時間が経っていることに驚きます。
当時、雑誌で見かけたフロインドリーブの写真に一目惚れして、Fちゃんとあった時に頼んで
連れてきてもらったのですが、実際のフロインドリーブを訪れた時の印象は未だ色濃く
今回神戸を訪れると決まった時に、フロインドリーブは、訪れたい場所の筆頭に思い出した場所でした。

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かつて教会だった建物を改装したというフロインドリーブは、10年近い時間を経て訪れても
やはり高潔で清楚な、美しい場所でした。
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私が訪れた時には、満席に近いほどの人で店内は賑わっていたのですが
夜に貸切のパーティがあるということで、その日は夕方5時に閉店時刻が定められ
入店締切の4時半直前に訪れた私が食事を摂っている間に、店内はどんどん空いていき
私が食事を終えて席を立つ頃には、店内に殆ど人が居ない状況になっていました。
写真を撮らせてもらうのに、きっと普段だとありえない絶好の機会を得て
店内広域の写真を撮らせてもらうことが出来ました。
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この時、頂いた食事です。珈琲と合わせて千円程度。パン二種は選ばせて頂けました。
左にあるディップは、パンに塗るためのブルサンのチーズでした。
真ん中にあるレタスに包まれたサラダは、モッツァレラとトマト、バジルのマリネで
これが、ちょっと驚いてしまうくらい、筆舌尽くしがたいくらい美味しかったです。
私はマヨネーズが苦手でポテトサラダも数えるくらいしか口にしたことがないのですが
右側にあるマカロニのサラダも美味しくいただくことが出来たことに、自分で驚きました。
左側の胡桃のパンはご想像通りに美味しかったのですが、驚いたのが右側の黒パン。
ぎっちりとした密度の小麦の味が噛むほどに強く、大変美味しかったです。驚きました。

フロインドリーブについて、私は前回訪れた時の清楚な美しい場所としての印象が強かったのですが
パンに関して、いえ、食べ物に関して、本当に場所としての魅力以上の実力を備えた
プロフェッショナルであることを、思い知ったように思います。

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カフェである二階と、売店である一階をつなぐ階段も端正。
手すりの色味が時間の蓄積を思わせます。

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一階はケーキや焼き菓子、パンや贈答用の箱入りのお菓子の売り場になっています。
今回、神戸を去る際、新幹線に乗る前に、こちらに寄って、私は黒パンをお土産に買いました。

夜に控えたパーティの準備が進んでいるらしく、店内はお店の人が行き来していました。
夜のパーティは結婚パーティであるらしく、結婚式に参列したらしき人たちが入口あたりに
集まっているのが見えました。
こんな場所で、こんなお料理を用意して、一生に一度のパーティをすることができたら
どんなに素敵だろうと思いながら、私は友人と待ち合わせた三宮へ向かいました。

フロインドリーブ
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by pinngercyee | 2012-12-16 20:33 | 神戸