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11月18日の文学フリマのブース番号が決まったので、お知らせします。

ブースは【A-09】、『犬尾春陽』での参加です。
配置図はこちら
場所は、一階の右奥、壁際です。

この日は、私の既刊『月夜』『領域』、新刊『ワルツ』、新刊窓辺冊子に加え
ランプ第3号のお知らせでも書いたゆきめちゃんの出した冊子『Lull』を
預かって行く予定です♡
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ゆきめちゃんに許可を貰ったので、特別に1ページだけ、中を覗き見してみてください。
A6サイズ500円の片手に収まる小さな水色の冊子に、これほどの密度の言葉がきらきらと溢れて
砂糖菓子のような可憐さで、存在しているということに、私は初めてこの本を手に取って
本当に、息を飲みました。
この『Lull』に収められているのは、小さなお話がいくつか。
夜、眠りに落ちる前に、暖かい毛布にくるまって、耳元で優しく囁かれるような
柔らかくて暖かくて、でも手の届かないものに恋をする悲しみも薄く滲んで
どんなに考え抜かれ作りこまれた造形物よりも、『少女であること』というものを
水晶のような純度で体現しているというように思えます。
少女の気持ちの、微細な欠片を持っているすべての人の掌に届いてほしい一冊です。

この本を受け取って、家に帰って頁を繰って、小さなお話の全てを読んでしまった後に
私は3分間、無心になって、暖かく清らかな気持ちを感じながら、号泣しました。
人の心に、確実に届く言葉。言葉の純度。小さな本の可憐な言葉が、これほどの強さを持つなんて。
以前、詩を書いていた時期があるので、言葉の純度の高さというものの難しさは分かります。
だけどそんな、小難しい論理をすっ飛ばした強く清らかな結晶が、ゆきめちゃんの言葉にはありました。

この本が、少女の心を宿す人のところへ届きますように。
文学フリマを訪れる方に、特別に耳打ちしたい気持ちでいっぱいです。

花森ゆきめ

「第十五回文学フリマ」 開催概要
開催日 2012年11月18日(日)
開催時間 11:00~16:00→11:00~17:00に延長!
会場 東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
※詳細は会場アクセスをご覧下さい

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by pinngercyee | 2012-10-28 19:02 | お知らせ
完成したランプ第三号を受け取りに
『アートスペース』より『手しごとや』へ代替わりした元我堂へ初めて行ってきました。

今年の五月までのアートスペース時代は、ランプを作っている場所として
製本作業やいろいろで足を運んでいたのですが、代が変わってから、私が赴くのは初めてで
アートスペース時代は、人が集う場所だった元我堂がどうなっているのか
全く予想が出来なかったのですが、阿佐ヶ谷駅北の見知った道を歩いてその前に辿り着いてみると
以前と場所の趣を変えながらも、元我堂は人が憩っている場所で、そのことが何より嬉しかったです。
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この日は阿佐ヶ谷でジャズストリートが催されていたらしく、元我堂の店の前では
屋台が出され、お料理とお酒などが振る舞われていました。(注:店頭の屋台はいつもはありません)

久々にお会いした黒田さんにお願いしていたランプ冊子50冊(犬尾配布分)を受け取り
コップに並々の白ワイン(350円)を頂きながら近況などを話していると
元我堂を訪れた時に感じる安心感と言うか、なんというか暖かく用意された居場所のような
アートスペースで在った頃と変わらぬ『人の居る暖かい場所』というものであることが
感じられたような気がしました。

元我堂を訪れるたびに感じるのが、人との繋がりというものの暖かい力です。
こんな風に言うと、なんか胡散臭く聞こえてしまうのも百も承知なのですが
そういうしかないほど、この場所は人と一緒に一時の時間を過ごすということの暖かみを
教えてくれる場所だという気がするのです。
私は普段、おそらく人見知りの気があって(一度打ち解けるとそんなことないのだけど)
初対面の人に自分から話しかけることを実はあまりしないのですが
そんな私ですら、この場所を訪れると、微塵の疎外も感じずに、暖かく迎え入れられることを
初対面の人にも壁を感じずに、一時の憩いを楽しむことが出来ているということを、思い出しました。

お店の中は、アートスペースから代替わりしたこともあり、棚が作られて
さまざまなものが置かれていました。
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店内で、ギターを奏で続ける青年。
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写真の奥に写る新しい店主の方にご挨拶して、
元我堂が人が集う暖かい場所であったことが嬉しいと伝えると
「屋号の『手しごと』っていうのは、雑貨だけではなくて、色んなものを含める言葉なんです」
「人が手で作ったもの、たとえば音楽だって、料理だって、絵だってそうです」
「人の存在を大事にしたものを、扱っていける場所にしたかったんです」
と言うことをお聞きして、なるほどな、と合点がいったような気がしました。

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『手作りされた物』手捻りの食器や、誰かの手で大切に造られた物たち。
人々の生活の傍らにある音楽。料理。絵や漫画。書くこと。縫うこと。奏でること。込めること。
そんなものに封じ込められた慈愛のようなものを、人の暖かさの傍らに集めたような場所なんだと
訪れてみて、改めて感じることが出来ました。



空腹を感じ、店先の屋台で出していた食べ物を、盛り合わせたものを作ってもらうと
ひとつひとつがぎっしりした密度の味がして、とてもとても美味しくて、店頭ながら
夢中になって平らげてしまいました。(食べるのに夢中で写真を撮ってくるのを忘れました)
チーズとお肉の味がするショートパスタ、濃密なグレイビーソースの骨付きのお肉。
店を出していたのは、普段阿佐ヶ谷のイネルで金曜土曜に食事担当をしている千幌君という青年で
めっきり私は、彼の料理のファンになってしまいました。
曜日を選んで、訪れたことのないイネルにも、足を運んでみようと思います。

手しごとや 元我堂

千幌食堂



あ!
後日、こちらの『手しごとや元我堂』で、私の『月夜』『領域』をお取り扱い頂けるそうです!
納品したら、またこちらで、お知らせしますね。ともども宜しくお願いします☆




(追記)
『月夜』『領域』『ワルツ』を納品しました。
試し読み冊子もありますので、お立ち寄りの際は手に取って頂けると嬉しいです。
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by pinngercyee | 2012-10-28 15:40 | 東京
阿佐ヶ谷のアートスペース元我堂(現:てしごと屋元我堂)を中心に発行されている冊子
『ランプ』の第三号が完成したと聞いて、ようやく私も受け取ってくることが出来ました♡

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今回のテーマは『道』。
参加者はSOSUE、犬尾春陽、深浦亜希、吉村真衣、ゆきめ、竹内香織
不可思議なアリス、クロダマサユキの8名です。

私は1号、2号に続き、3度目の掲載。
1・2号に引き続き、喫茶店のある日の景色を切り取ったような掌編を二作書いています。
読んでくれた方が「喫茶店にこんな景色を探しに行きたくなった」と言ってくれて嬉しいのです。

クロダさんは、アートスペース時代の元我堂の主で、ランプ出版にあたる中心人物として
大変お世話になっている人です。
昨日もわざわざ私の受け取る分を持って来ていただいて、毎度お世話かけます。。

今回、特筆すべき参加者は、ゆきめちゃん!
もともと私の友人で、指先から砂糖の結晶をこぼすように純度の高い言葉を纏う彼女に
「ランプに寄稿してみたら♡」と唆したのは私なのですが(その後発行が遅れる時期を挟みつつ)
この度、完成したランプ三号を見て、ゆきめちゃんのページの言葉の
余りの純度に、私は言葉を失って、脳みそが揺さぶられたのを感じました。
文章を書くにあたって、一般的に見てとれる書き手の打算や計算や濁りや迷いのない
ただ、ちいさく可憐で純度の高い砂糖菓子のような、ゆきめちゃんの言葉は
柔らかい色彩と甘い匂いを帯びて、彼女自身とでもいうように、本当に胸に届くのを感じました。



取り扱いは、
阿佐ヶ谷:てしごと屋元我堂
阿佐ヶ谷:イネル
にて、設置して頂いています。(無料)

また、冊子ランプ第三号は、こちらlamlamlamp@gmail.comランプ編集部まで
ご連絡下さいましたら、郵送いたします。
ご希望の冊数とご住所、お名前を明記の上、上記アドレスまでお願いいたします。
送料は四冊まで80円です。詳しくはお問い合わせ下さい。(編集部告知より転載)


あと、私の参加する11月3日の世田谷文学館アートフリマ(入口右手WEB文芸誌『窓辺』スペース)
11月18日文学フリマ(一回右奥A-09 犬尾春陽スペース)とも、ランプ第三号持参予定でいます。



第3号の巻末には、次号4号の原稿募集も掲載されています。テーマは『夜』!
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みなさま、宜しくお願いします♡
ランプ、広告募集もしているみたいですよ!こちらもよろしくです。
手作りで作られたA5版の小さな冊子ですが、手に取った人を笑顔にできる冊子だと思います。
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by pinngercyee | 2012-10-28 14:28 | お知らせ
こんにちは。
この秋の文学フリマ参加のお知らせです。

第十五回文学フリマ
開催日 2012年11月18日(日)
開催時間 11:00~16:00→11:00~17:00に延長決定!
会場 東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
主催 文学フリマ事務局
http://bunfree.net/

気付くともう来月、というか一か月ちょっとですね。。わーどうしよう。
ブース番号などは未定ですが、決まったらこちらでお知らせします。
参加名は『犬尾春陽』です。

販売予定としては
前回に続き、小説冊子『月夜』『領域』各400円
そんなに残ってないので、お早めにどうぞ。

新刊予定としては
今年の春に書いた『乙女椿の咲く季節』価格未定(高くはないはず)
読んでくれた友人曰く「いぬこそのもの」という評価を頂いた作品ですが
かつて私の感じた諸々のものが、同じ状況にある誰かの手に届いて支えになれれば嬉しいという
一心で書いた作品です。
愚直に、できるかぎり誠実に書こうと頑張った作品です。


昨年の文学フリマで、文芸誌窓辺に寄稿した小説作品『ワルツ』。
掲載誌が完売してしまい、再版予定はないとのことなので、こちらも冊子にします。価格未定。
文芸誌窓辺に掲載時は載せてもらえなかった映画作品『ワルツ』からの写真も掲載予定。
『ワルツ』はそもそも私が脚本を書いた、友人の映像作家小林亮太の映画作品です。
2010年作品。主演は双葉双一です。
渋谷の映画館『イメージフォーラム』、代官山のライブハウス『晴れたら空に豆まいて』にて上映されました。
映画編集時にカットされたシーンも含む元の脚本を、小説にしたものが小説作品『ワルツ』です。


WEB文芸誌窓辺も、今回参加予定で、そちらの新刊にも寄稿予定。まだ書いてないですが。。
そちらも何冊か預かって販売できたらと考えています。

遅れていた元我堂出版の無料冊子『ランプ』も、完成したので配布予定。
大目に用意する予定ではありますが、無料冊子は減りが早いので、確実に入手したい方は
お早目の時間にいらしてください。
この冊子には友人の文章家花森ゆきめちゃんも寄稿していて、
私自身、彼女の指先や唇からこぼれる可憐な言葉の大ファンなので、多くの人のところへ
彼女の感性を宿した砂糖菓子のような言葉が届けばいいと心から願っています。


現在の予定としてはそのくらい。
また何か決まれば、追ってお知らせさせて頂きます。

11月18日、できれば空けておいて、文学フリマに遊びにいらしてください♡
宜しくお願いします♡



映画『ワルツ』の映像から作成された、双葉双一『冬奏曲』のPVを貼っておきます。

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by pinngercyee | 2012-10-08 17:18 | お知らせ