カテゴリ:素敵なお土産もの( 3 )

「美味しいキッシュが食べたい」
「美味しいピクルスが食べたい」
「友達の家を訪ねる時、気のきいた食べ物を持っていきたい」
「ワインに似合う、ちょっとしたオシャレなものを用意したい」
なんて時に、私は、この店を知っていて良かったな、と思います。

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LES GOURMANDS DISENT
レ・グルモンディーズ と読むのでしょう。多分。

そうは言っても、私もこの店を以前から知っていた訳ではありませんでした。
毎日のように通る道にあって、夕暮れの道に明かりを落とす小さな『テイクアウト専門のフレンチ惣菜屋』は
足早に帰路を急ぐ私が立ち寄ってみるには少し敷居が高く思えて
小さなこの店が慎ましく漂わせるフランスの気配を少し意識しながらも、時折覗いてみるばかりでした。

先日、友人の誕生日を祝うにあたって、バースデーケーキを作ってくれるお店を探していた時に
このお店をふと思い出したのは、何か必然だったのかもしれません。
(立ち寄ったこともないお店に、そもそもバースデーケーキを頼めるのかも分からなかったし)
とりあえず、思いついた日の帰り道に、私は開いたことのないこの店の扉を開けてみようと思ったのです。

初めて訪れたグルモンディーズは、外から覗いてみたよりも多くのものが店内に並べられている場所でした。
キッシュ、カナッペ、瓶詰めのムースやパテ。マカロン、カヌレ、小ぶりのパンまで。
毎日手作りされていることが伺えるピクルスや、人参のマリネ。
ショーケースにはムースやシュークリーム、焼き菓子にミルフィーユのような洋菓子まで。

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こうやって並べられた食べ物を見て、ひとつひとつに息をのむようなことは珍しいことだと思います。
たとえばデパートの地下の総菜売り場で、何かを買って帰ろうと見回してみても
こんな風にわくわくと嬉しい期待のような気持ちがわきあがることは、あまり経験がありません。
店内に並べられたものそれぞれ一つ一つが自信と誇りを持って選ばれるのを待っているような
そんな予感を覚えた地点で、私はこのお店のことが既に好きになってしまっていたのかもしれません。

注意深く店の中を見回してみて、私は
「キッシュロレーヌを一切れとキャロットラペを100グラム、お願いします」
とお願いしました。



帰宅して、キッシュを温めて注意深くフォークで突くと、キッシュはふわりと皿に崩れました。
生クリームの風味のする柔らかく薫り高いキッシュ。
見た目よりもボリュームがあり、一人で食べるとおなかいっぱいになってしまう、と言ってしまえるかもしれません。
ベーコンの塩味が丁度よくにじんで、パイ生地もしっかりとしながら頑なでなく
私はひとときの贅沢、という気持ちでキッシュを頂くことができました。
ラペはオレンジの気配のする酢で和えてあり、ときおり混ざるレーズンが可愛らしい一品で
小さく見せた100グラムのパックに案外ぎっしりと入っていて
夕食時につまむ分、その翌朝の朝食のお皿に添える分と十分の量がありました。

キッシュロレーヌは420円。キャロットラぺは100グラムで250円です。
ちょっと寄り道をしてみると、夕食をこんなに嬉しく頂けるなんて、という気持ちでした。



後日談ですが、このお店にお願いした友人のケーキは、同席した人が口を揃えて驚いたほどに
「とびきり美味しい」一品でした。
フルーツや生クリームも勿論のこと、しっとりしたスポンジが単品で食べてみたくなるほど。
お店で買ったケーキで、これほどに感動した事って、今まであまり経験がありません。

少し気になったという人は、何かのついでにでも飯田橋の駅を降りて、少し足を伸ばしてみてください。
嬉しい気持ちで素敵な手土産を持って帰ることができると思うお店です。

http://www.french-dining.com/les_gourmands_disent.html
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『街はぴ』記事書きました!
宜しくお願いします♡

http://shinjuku.happy-town.net/t_shopping/00011871.html
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地下鉄千駄木駅を地上に上がった十字路は、団子坂下と呼ばれています。

団子坂は、江戸川乱歩が『D坂の殺人事件』のモデルにした地域であり、
また、筋肉少女帯の『GOGO蟲娘』という歌の歌いだしが「D坂あたりのGOGOクラブで」というもので
私個人だと、こちらのほうが印象が強く、平たく言えば文化と退廃と昭和の匂いのする
少しの憧れのある地名でもあります。

東京大学に近い根津から千駄木・谷中に続く地帯は『谷根千』と呼ばれ
古く小さな家が多く密集する細い小路を猫が多く歩く地域で
そこここに小さなギャラリーや古道具屋、古書店などがある、散歩すると楽しい地域でもあります。

さてそのD坂を上がった左手に、『あめ細工吉原』というお店があります。
ある日の散歩の途中に、偶然知ったお店なのですが、
私が言葉を尽くすより、動画を見て貰ったほうが早いと思うので、貼っておきます。



飴細工師さんが目の前で、熱く溶けた柔らかな飴の一塊を指先で練ると
魔法か手品のように、あらゆる物が一瞬で姿を現します。
その様は、何度見ても息を飲み、自分の目を疑ってしまうほどの奇跡のように思えます。
千駄木にお散歩の際には、少し足を延ばして、奇跡に目を見張ってみてください。

そして、このお店のキャラクター(というより主)が、上記の動画にも出てきたあめぴょんです。
あめぴょんは、ご覧のとおり、無邪気なルックスの可愛いウサギなのですが
フリーダムでデストロイなキャラクターで、知れば知るほど私はメロメロなのです。

友人に「ちょっとしたものをプレゼントして、喜ばせたい!」と思った時
私は地下鉄で千駄木まで足を延ばし、坂を上がって、あめぴょんを買いに行きます。
飴細工師さんはちょっとしたリクエストを聞いてくれるので
目の前でリクエストに沿ったこの世に一つのあめぴょんが生まれる様を見ることができます。
シンプルなもので、あめぴょんひとつ630円から。
見てよし食べてよし飾ってよしな、ある意味無敵なお土産だと思います♡
あめぴょんファンが増えることを祈って。

あめ細工吉原
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