秋の日と小沢健二

今日が、余りに綺麗な、青く高い空の下で柔らかく金木犀の香る秋の日で、居ても立ってもいられなく
衝動的に散歩に出かけました。
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行先は、なんとなくで根津・千駄木。
イヤホンは、秋になって思い出す小沢健二です。
歯車君がタイミングよくtwitterで「小沢健二のラブリーを爆音で聴いてる」と言っていたことも
理由の一つかもしれません。
こんな美しく晴れた秋の日に、生きていることを思い出すような実感するにうってつけの日に
聴くべき音楽は、愛と予感に満ちた小沢健二は相応しいように思えました。

ラブリー

「Life is a show time すぐにわかるのさ 君と僕とは恋に落ちなくちゃ 夜が深く長い時を越え」
この歌は、聴くタイミングをすごく選ぶ一曲だと思うのですが、今日の明るい秋の日の下
知っているようで知らない街を、明るい未来への予感を胸に、好奇心の導くままにほっつき歩く午後、
とても楽しく相応しくそぐうものでした。
この歌って、具体的な恋愛の歌と言うよりも『生きている中で予感する未来への恋心』みたいなものを
歌ってるんじゃないかしらと思います。
「Lovely Lovely Way Can't you see the way it's a」
ここの後半が近年のコンサートでは、『完璧な画に似た』と歌詞が改められています。
運命的なものに導かれて、明るく美しい人生の予感を信じる時の歌だと思います。

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住宅街の一角で、音もなく色付いていく洋酒山牛蒡。

大人になれば


ある光

「この線路を降りたら全ての時間が魔法みたいに見えるか 今そんなことばかり考えてる 慰めてしまわずに」
頭が良くてセンスのいい、でも一人でしかない痩せっぽちの青年が、真摯に人生を思う姿を
誠実に歌という形にしたのがこの一曲なんじゃないかという気がしました。

地下鉄を千駄木で降りて、知らない道を気の向くままに歩いていくと、東京大学に突き当たりました。
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柵越しに覗き込んでみた東京大学構内のアカデミックな空気に、ミーハーな気持ちでときめいて
門が開いていたので、ふらっと潜入してみました。
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母校ではない大学に潜り込むのは、そわそわしますが楽しくてとても好きです。
大学それぞれの構内を歩いた時に感じる空気や雰囲気みたいなものが
その学校の持つ空気なんだなあと感じたりとか。

指さえも

小沢健二の曲の中で、というよりも、世の中の歌で、最も甘い歌なんじゃないかと思う一曲。

おやすみなさい、子猫ちゃん!

すいません、こっちのほうが甘かったです。最高潮ロマンチック。
「ディズニー映画のエンディングみたいな 甘いコンチェルトを奏でて静かに降り続ける お天気雨」
っていうフレーズが、どうしてこれほどまで甘く響くのか、全く分かりませんが、なんだか泣けてきました。
「夏の嵐にも、冬の寒い夜も、そっと灯りを消して眠ろう またすぐに朝がきっと来るからね」

夢が夢なら

この歌、すごい好きなのですが、予想外にすっごい楽しそうなPVで驚きました。



軽い気持ちで潜入した東京大学の中が予想以上に広く、私は迷って歩き回った挙句
やっと出口に辿り着いたと思ったら、そこは上野公園の池の前でした。
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根津のノマドでフレンチトーストを頂こうという算段が崩れ、とは言ったものの
根津まで戻るのも嫌で湯島まで歩き、そこから千代田線に乗って渋谷方面へ。

ブルーの構図のブルース

これは、個人的には船の中で聴いた記憶と重なるのですが、一人で居ることが怖くなくなった曲でもあります。

渋谷のパルコ3の4階にあるONLY FREE PAPERで、すみれちゃんの作る冊子『おふざけ人形』を入手して
今度は原宿まで歩きます。
『マズロウマンション』執筆時に協力いただいた仙境さんに献本して、焙煎したばかりの豆を分けて頂き帰宅。
「この小説は良くできてるけど、やっぱり原作の力が凄いよ。原案がとにかく秀逸」との言葉を頂き
「そうだよね、私もそう思う。じゃなきゃ、人の原作のものわざわざ書こうと思わないもの」と応えました。

何気に、めちゃくちゃ歩いたような気がします。足が重いもの。
今日の日記はそんな感じです。
気が済んだので、足に湿布を貼って眠ります。
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by pinngercyee | 2013-10-14 02:49 | 日々