続 ぐにゅうつーる祭
先日に引き続き、まだ全然書き足りないので、もうちょっとグニュウツール祭続行します。
もやもや考えたり懐かしくてYOUTUBE見たりしているうちに
貼りたいものや、書きたいことがありすぎると気付いたので、もうしばらくお付き合いください♡
*
『真心求める自己愛者』
ジェイクさんが居るグニュウ初期の、辛辣すぎるシリーズです。タイトルから言ってこれ。
この時期はリアルタイムで見ていたわけではないのですが、高校生時代に聴いていた歌ではあります。
「意味を嫌うのは眠りたい子供」とか。古川さんの選ぶ言葉の厳しさは好き。
このビデオの古川さんのメイクがかわいいです。
先日見たライブで、まさかのあさきちゃん登場時にジェイクさんが小芝居してる!と驚きましたが
そういえば、この時代から、ビデオの中で小芝居は要求されていたんだなあとか。
『モラリストのこと』
上記に同じくアルバム「ニュウルン」より。どうしてこんなにビデオがあるのかと言いますと
古川さんはアルバム出すごとに、自作PVを全曲分(企画・撮影から監督編集まで)
完全自作で作っていたからですよ!今考えてもちょっとやばいと思います。
貼りたいけど際限なくなるから割愛しますが、この時期の言葉の鋭さがやばいです。
曲のタイトルに『未練は思い上がり』とかどういうこと。
*
このあと、この時代のメインコンポーザーのジェイクさんが抜けて、あさきちゃんと二人になり
デジタルな方へ音楽面が傾いていきます。
嫌いじゃないですが、どうしても私にとっては前半のが印象強いです。
でも『真鍮卵』の一節「誰も行けぬ険しき場所に、添えた花は誰置いたもの?」には
無力感に支配されそうな時期に、支えられる気持ちがしたのを憶えています。
*
guniw toolsの活動が止まった後、ボーカルの古川さんはnookickyというバンドを始めて
ちょうどその頃、一つ目の大学を中退したり人生ドン詰まりだった私は
救いを求めるみたいにとても傾倒しまして。
nookickyは北海道出身の古川さんの企画するバスツアーを年に数度開催していて
私が二十歳ごろに北海道に年に数回船で渡っていたのは、そのためだったりします実は。
夜に札幌駅に集合して、何十人かで行先のわからないバスに乗り込み、連れて行かれるまま
夜中の墓地を歩いたりとか、真冬の6メートル積雪している中を歩いたりとか
朝になったら朝市でご飯食べたりとか、湧水汲んだりとか、宴会場でお酌してもらったりとか
ライブ見たりとか、砕氷船乗ったりとか、ワカサギ釣ったりとか、キャンプしたりとか。
(マイナス16度の網走の街中で、一人薄着で道に迷った時は死ぬかと思いました。)
あの当時は必死で夢中だったけど、今になって思うと、あれは紛れもなく
私の青春だったんだなあと思います。楽しかった。
あの時期、古川さんはファンみんなの先生みたいでした。修学旅行みたいだったし。
そんなヌーキキを久しぶりに聴いたら、音楽としての情報量が多すぎて驚きました。
すごいなーとか。一つ一つの音を追いかけるだけで白目を剥いてしまいそう。
『フロッグキング』なつかしー!!当時の定番曲でした。
『夜護』入っている音を一つずつ数えようとしてみて下さい。まじで。
*
私が東京に引っ越したあたりから、ライブを見に行かなくなって。
そして、数年経った後に、guniw以来でジェイクさんの弾くギターを聴く機会があって
余りに美しくて、言葉を失うということがありました。
以前にも貼ったことのある動画ですが、また改めて。
何てうつくしいの。ギターってこんな音が出るの。と驚きました。
湖面の底から光が揺れる水面を見上げているような情景に始まり
途中からの必然に導かれるような風景の推移に目が離せません。
滝のように強く烈しく、澄んだまま轟音を伴って降ってくる音に全身を打たれるようにして
動きを止めることしかできません。
ジェイクさんはすごい人。この間、古川さんと二人でやったライブの時にも
常に佇まい美しくステージに立ちながら、音と戯れる神様みたいに見えました。
*
古川さんはnookickyをやめた後、女の子と組んでタフカというユニットと
ソロプロジェクトのshilfee and tulip colobocklesを始動します。
今回ライブを見るまで、実際ここ何年かの間に、古川さんがどんなことをやっているのか
私は全く追えていなかったのですけれども。
先日OAとして出演したタフカを初めて見て。
古川さんは自分に出せない女の子の声を楽器として用いている感じがしました。
それにしても似てる。
そして、本来の古川さんのファンの人たちよりも
澄んで世界のある女の子声の音楽を切望して聴きたがっている層は確実にいると思いました。
谷山浩子とか好きな人は好きなんじゃないかしらとか。映画とかゲームとかアニメとか
そういった切っ掛けがあると、喜んで受け止める人は多く居ると思います。
そしてshilfee。
先日の古川さん&ジェイクさんのライブは、shilfeeのアルバムがジェイクさんと共同制作で
それのお披露目という意味合いのものでした。
見る前は「グニュウの昔の歌やられたら感動するんだろうなあ」という気持ちが強かったのですが
実際見てみると、現在のShilfeeとしての新しい曲もguniwとしての昔の曲も、並列して強く
新しい曲の方が、懐かしさの補正がないのに、とても格好良かったです。
そして、ライブが進むにつれて、古川さんがどんどん若返っていったのが凄かったです。
終わるころには、昔見ていた頃から遜色ない、ただ凄味が強くなっている古川さんが
ギターと戯れるジェイクさんと並ぶ、無邪気な神様みたいに見えてきました。
(この日のライブを見ながら、
「古川さんを妖怪呼ばわりするのは簡単だけど、妖怪じゃない、もっと凄いもの」
と言う言葉を、頭の中でぐるぐると考えていました。)
*
寝る前の時間に軽い気持ちで書き始めてしまったので、とてもざっくりしていますが
書きたいことが書けたので、寝ようと思います。
もやもや考えたり懐かしくてYOUTUBE見たりしているうちに
貼りたいものや、書きたいことがありすぎると気付いたので、もうしばらくお付き合いください♡
*
『真心求める自己愛者』
ジェイクさんが居るグニュウ初期の、辛辣すぎるシリーズです。タイトルから言ってこれ。
この時期はリアルタイムで見ていたわけではないのですが、高校生時代に聴いていた歌ではあります。
「意味を嫌うのは眠りたい子供」とか。古川さんの選ぶ言葉の厳しさは好き。
このビデオの古川さんのメイクがかわいいです。
先日見たライブで、まさかのあさきちゃん登場時にジェイクさんが小芝居してる!と驚きましたが
そういえば、この時代から、ビデオの中で小芝居は要求されていたんだなあとか。
『モラリストのこと』
上記に同じくアルバム「ニュウルン」より。どうしてこんなにビデオがあるのかと言いますと
古川さんはアルバム出すごとに、自作PVを全曲分(企画・撮影から監督編集まで)
完全自作で作っていたからですよ!今考えてもちょっとやばいと思います。
貼りたいけど際限なくなるから割愛しますが、この時期の言葉の鋭さがやばいです。
曲のタイトルに『未練は思い上がり』とかどういうこと。
*
このあと、この時代のメインコンポーザーのジェイクさんが抜けて、あさきちゃんと二人になり
デジタルな方へ音楽面が傾いていきます。
嫌いじゃないですが、どうしても私にとっては前半のが印象強いです。
でも『真鍮卵』の一節「誰も行けぬ険しき場所に、添えた花は誰置いたもの?」には
無力感に支配されそうな時期に、支えられる気持ちがしたのを憶えています。
*
guniw toolsの活動が止まった後、ボーカルの古川さんはnookickyというバンドを始めて
ちょうどその頃、一つ目の大学を中退したり人生ドン詰まりだった私は
救いを求めるみたいにとても傾倒しまして。
nookickyは北海道出身の古川さんの企画するバスツアーを年に数度開催していて
私が二十歳ごろに北海道に年に数回船で渡っていたのは、そのためだったりします実は。
夜に札幌駅に集合して、何十人かで行先のわからないバスに乗り込み、連れて行かれるまま
夜中の墓地を歩いたりとか、真冬の6メートル積雪している中を歩いたりとか
朝になったら朝市でご飯食べたりとか、湧水汲んだりとか、宴会場でお酌してもらったりとか
ライブ見たりとか、砕氷船乗ったりとか、ワカサギ釣ったりとか、キャンプしたりとか。
(マイナス16度の網走の街中で、一人薄着で道に迷った時は死ぬかと思いました。)
あの当時は必死で夢中だったけど、今になって思うと、あれは紛れもなく
私の青春だったんだなあと思います。楽しかった。
あの時期、古川さんはファンみんなの先生みたいでした。修学旅行みたいだったし。
そんなヌーキキを久しぶりに聴いたら、音楽としての情報量が多すぎて驚きました。
すごいなーとか。一つ一つの音を追いかけるだけで白目を剥いてしまいそう。
『フロッグキング』なつかしー!!当時の定番曲でした。
『夜護』入っている音を一つずつ数えようとしてみて下さい。まじで。
*
私が東京に引っ越したあたりから、ライブを見に行かなくなって。
そして、数年経った後に、guniw以来でジェイクさんの弾くギターを聴く機会があって
余りに美しくて、言葉を失うということがありました。
以前にも貼ったことのある動画ですが、また改めて。
何てうつくしいの。ギターってこんな音が出るの。と驚きました。
湖面の底から光が揺れる水面を見上げているような情景に始まり
途中からの必然に導かれるような風景の推移に目が離せません。
滝のように強く烈しく、澄んだまま轟音を伴って降ってくる音に全身を打たれるようにして
動きを止めることしかできません。
ジェイクさんはすごい人。この間、古川さんと二人でやったライブの時にも
常に佇まい美しくステージに立ちながら、音と戯れる神様みたいに見えました。
*
古川さんはnookickyをやめた後、女の子と組んでタフカというユニットと
ソロプロジェクトのshilfee and tulip colobocklesを始動します。
今回ライブを見るまで、実際ここ何年かの間に、古川さんがどんなことをやっているのか
私は全く追えていなかったのですけれども。
先日OAとして出演したタフカを初めて見て。
古川さんは自分に出せない女の子の声を楽器として用いている感じがしました。
それにしても似てる。
そして、本来の古川さんのファンの人たちよりも
澄んで世界のある女の子声の音楽を切望して聴きたがっている層は確実にいると思いました。
谷山浩子とか好きな人は好きなんじゃないかしらとか。映画とかゲームとかアニメとか
そういった切っ掛けがあると、喜んで受け止める人は多く居ると思います。
そしてshilfee。
先日の古川さん&ジェイクさんのライブは、shilfeeのアルバムがジェイクさんと共同制作で
それのお披露目という意味合いのものでした。
見る前は「グニュウの昔の歌やられたら感動するんだろうなあ」という気持ちが強かったのですが
実際見てみると、現在のShilfeeとしての新しい曲もguniwとしての昔の曲も、並列して強く
新しい曲の方が、懐かしさの補正がないのに、とても格好良かったです。
そして、ライブが進むにつれて、古川さんがどんどん若返っていったのが凄かったです。
終わるころには、昔見ていた頃から遜色ない、ただ凄味が強くなっている古川さんが
ギターと戯れるジェイクさんと並ぶ、無邪気な神様みたいに見えてきました。
(この日のライブを見ながら、
「古川さんを妖怪呼ばわりするのは簡単だけど、妖怪じゃない、もっと凄いもの」
と言う言葉を、頭の中でぐるぐると考えていました。)
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寝る前の時間に軽い気持ちで書き始めてしまったので、とてもざっくりしていますが
書きたいことが書けたので、寝ようと思います。
by pinngercyee
| 2013-06-10 00:47
| 音楽